自分に自信がないと、「上手くいくかな?」「大丈夫かな?」と、毎日ビクビクしてしまいます。
逆に、自信があれば難しいことにもどんどん挑戦したくなるし、失敗しても必要以上に落ち込まなくなります。
どうせなら、自分に自信をもって生きたいですよね。

数学のテスト、頑張ったのに30点しか取れなかった(泣)
おっと、いきなり落ち込んでいる子がいるね。

どうせ俺なんて…
頑張ったのに思うような結果が出ないのは悔しいよね。
少しぐらい落ち込んでしまうのは仕方ないけど、この子みたいに『どうせ俺なんて…』ってなっちゃったら大変だ!
こうやって自分を低く見積もっている状態が、自信がないってことなんだ。
こうなったら自信をつける必要があるわけだけど、どうせなら自信と一緒に学校の成績もアップさせよう!
※この記事では自信をつける方法を解説していますが、それらは湊音自身の経験から考案したものであり、科学的な根拠に基づいたものではありませんのであらかじめご了承ください。

どうすれば自信がつくの?
ここでは3つの方法を解説します
自信をつける方法
- 自分の良いところを書き出す
- 1日1問復習する
- 予習をして授業で発言
自分の良いところを書き出す
自分はダメだ……って、頭の中でグルグル考えているんじゃないかな?
そんなときは、一旦冷静になって自分の良いところを紙に書き出してみよう。
そうすることで自分を『客観視』できるようになる。君は本当にダメなやつなのか? 冷静に考えてみるんだ。
頭の中だけで考えていると、その思考は自分の中だけで完結していて感情的な判断しかできない。こういうのを主観的っていうんだ。
考えていることを紙に書き出して、君の頭から離れた思考を改めて君が読んでみる。そうすると、不思議と誰か別の人に言われているような気がして、客観的な判断ができるんだ。
言葉だけで聞くと難しいだろうから、ぜひやってみてほしい。

俺に良いところなんてないよ・・・
難しく考えなくて良いんだ。例えば
- 毎朝きちんと起きられる
- 給食を残さず食べる
- 短距離走が速い
- あやとりが得意
- 教室にゴミが落ちてたら拾う
などなど。
こんなこと当たり前でしょ? というようなことも思い付く限りどんどん書いていこう!
書いた物を読み返していると、自分で意識していない良いところがたくさん出てくるはずだ。
授業の復習を1日1問

書けることなんかない・・・(泣)
そういう君は、今から自分の良いところを作ってしまおう。
意識して自分の長所を作ることで、自分の力で自分を変えられた、と自信を持つことができるよ。
例えば、今日習った数学の問題を自力で解けるようになるまで復習するんだ。

えー、めんどくさい!
ポイントは、1日1問から始めことだ。
とにかく、君が無理なくつづけらる量だけを行おう。
復習のやり方
- ノートを用意する
- 今日の授業で習った問題を振り返る
- 自力で解けるようになるまで解く
ノートを用意する
まずは、学校のノートとは別に復習用ノートを用意しよう。

学校のノートにやっちゃダメなの?
ダメとは言わないけど、ぜひ、専用のノートを用意してほしい。
学校の授業とは別に、自主的に頑張った学習でノートを一冊埋めたという達成感を得て欲しいんだ。
毎日少しずつノートが埋まっていくのを見て、君の中に自信が溜まっていくのを感じられればOK!
今日の授業で習った問題を振り返る
教科書と学校のノートを開いて、授業で習った問題を振り返ろう。
まずは1問だけ選んで、それを今日解けるようにすると決めるんだ。教科書やノートを見ながら、その問題の解き方を思いだそう。
思い出すポイントは、計算問題だったら公式、応用問題だったらその解き方になる理由だ。
もう大丈夫! って思ったら授業用ノートの解説の部分を隠して、復習用ノートに解いてみよう。
自力で解けるようになるまで解く

間違えちゃった(泣)
それなら、なぜ間違えたのかを確認してみよう。
単純な計算ミスなのか、公式を間違えていたのか、色々原因があるのでそれを特定すること。
間違えた理由がわかったら、もう一回何も見ずに解いてみよう。

やった! 解けた!
おめでとう! よく頑張った!
どうか、その『やった!』という気持ちを忘れないでほしい。その積み重ねがあって、君は自信をもてるようになるんだ。
予習をして授業で発言
できる人は復習だけじゃなく予習もやってみてほしい。

予習なんて難しくてできないよ~
なにも完璧に仕上げる必要はないんだ。予習のポイントは、次はどんなことをやるのかを知っておくことだ。
あらかじめ授業の内容を知っておくことで、授業がより理解出来て、先生に当てられたときにスムーズに答えれるぞ!
先生に当てられて、誰も答えられなかった問題を正解できたら気分がいいぞ!
予習のやり方
- 教科書の説明を読む
- 例題を解いてみる
注意してほしいのは、完璧にわかるまでやろうとしなくていいんだ。
あくまでも、授業の内容をより理解することが目的だからね。
教科書の説明を読んだり、新しい公式を確認したら、教科書を見ながら例題を解いてみよう。
これで、次の授業を受けるのに少し自信が付くはずだ。

先生に当てられて答えられなかったらどうしよう・・・
いつもはこうやって学校が憂鬱だった君も、少しだけ明日の授業を気楽に受けられるはずだ。先生に当てられても、すぐに答えられることが増えてくるだろう。
そして慣れてきたら、授業中に発言してみよう!
こうして、『やった!』という経験をどんどん増やしていこう!

発言なんてムリムリ!
そう思うなら大チャンス! 『できない』から『できる』に変わったとき、たくさん自信がつくし成長するんだ。
ぜひ、頑張ってみてほしい。
自信をつける方法の注意点
ここからは自信をつける方法の注意点をお話しします。
無理なく続く量だけやる

早く自信をつけるには、たくさん勉強すればいいの?
毎日たくさんの問題を解くことで自信がつくなら、それもいいかもしれない。
でも、大切にしてほしいのは、毎日自分がすごいと思える時間を作ることなんだ。
昨日勉強できた。今日もできた。毎日少しずつ自分が成長している! そういう実感を得てほしい。
こうして君が努力を継続していくことこそが自分を信じる根拠になるんだ。
できなくても自分を責めない

今日はサボっちゃった。やっぱり俺はダメだ・・・
一度決めたことをやりきるのは大事なことだ。でも、それを完璧にできる人なんてそうそういないよ。
今日サボったなら明日頑張る! サボったままズルズルと毎日を過ごさなければいいんだ。
あと、サボってしまった原因についても考えてみよう。
サボってしまう原因
- 1日あたりの勉強量や勉強時が多すぎる
- 難しい問題ばかりやろうとしている
- 学校や塾の宿題が多くて自主勉強まで手が回らない
- 部活が終わった後で眠いorお腹が空いている etc…
こうして自分なりに原因を考え、どうしたら勉強を続ける事ができるか考えよう。

どうせ俺なんてなにをやっても続かない・・・
こうやって自分を責めているだけでは何も解決しないよ。
自分のために、自分が解決策を考えてあげるんだ。
これは大人になったらとても大事なことだから、今のうちに練習しておこう。
他人から評価されても自信はつかない
最後に、自信を付ける方法で勘違いされがちなことについてお話します。
意外かもしれないけど、他人から評価されたからといって必ずしも自信がつくとは限らないんだ。

部活でレギュラーに選ばれるとか、好きな子に告白されれば自信がつくのになぁ・・・。
確かに、それだけの事ができるようになったら嬉しいし、自信をもてるようになるかもしれない。
でも、もし明日君にそれらのことが同時に起こったとしても、それは根本的な解決にはならない。
なぜなら、それらは他人からの評価であって自分からの評価ではないからだ。
だって、他人からすごいすごい!って言われても、自分ですごいって思えなければあんまり嬉しくないでしょ?
それどころか、次に失敗したときにはみんなに失望されてしまうかもしれない・・・。と、不安になってしまうんだ。
自信は、外から来るものじゃなくて内側からくるものなんだ。
だから、上に挙げたような方法を行って、自分で自分がすごいと思えるようになってほしい。
まとめ
自信と成績をUPするには、以下の3つが重要です。
- 予習や復習を少しずつ継続して、『やった!』と思う経験を増やす
- サボってしまったら原因を考える。絶対に自分を責めない
- 他人からの評価をあてにしない
自信は一朝一夕でつくものではありません。
少しずつでいいので、ゆっくり自信をつけていきましょう。