【中学生】英語が何もわからないならまず『日本語』を覚えよう!【塾講師が解説】

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【中学生】英語が何もわからないならまず『日本語』を覚えよう!【塾講師が解説】

英語の授業で何を言われてるかわからない

 英語が苦手だと感じている人の中には、学校や塾の授業で何を言われているのかわからない人がいることでしょう。

 そういうあなたにとって、英語の授業は苦痛でしかないですよね。

 英語の授業で文法を習うとき、『主語、動詞、名詞』といった用語が何度も出てきます。

 つまり、あなたの英語の授業がわからない理由は、英語を学ぶ上で必要な日本語を知らないことです。

 この記事では英語を学ぶ上で必要な日本語を7つ解説します。

 この記事を読めば、これまでよりも英語の授業が頭に入ってくるようになりますよ!



ここからは英語がわかるようになるために必要な日本語は、以下の7つです。

 わからない、見たことない用語がありますよね。

 以下でそれぞれの用語について、詳しく解説します。

①主語

 主語とは、文章の中で『誰が/何が』『誰は/何は』にあたる単語です。

例『主語』

赤文字が主語

  • 私は犬を飼っている。
  • あなたが公園に行く。
  • 彼は早く起きた。
  • マリコが上から来た。
  • 犬は元気に走った。

 人間以外でも主語になることを忘れずに!

 また、主語の種類として一人称、二人称、三人称も覚えましょう。

主語の種類

  • 一人称
    『私』『僕』=自分のこと
  • 二人称
    『あなた』『君』=目の前の人のこと
  • 三人称
    『彼』『父』『マコト』=その場にいない人のこと

 主語の種類によってbe動詞や一般動詞に変化がでるので、人称の区別をしっかり覚えましょう!

②述語



 述語とは、文章の中で『(主語が)どうした』の部分を表します。

例『述語』

青文字が述語

  • 私は犬を飼っている
  • マリコが上から来た
  • 犬は元気に走った

 主語である『私』や『マリコ』『犬』が何をしたのかを表すのが述語です。

 つまり述語とは動作――動詞が作るのです。

 次は動詞について解説します。

③動詞(be動詞・一般動詞)

 動詞にはbe動詞と一般動詞があります。

 be動詞とは『am,is,are』のこと。

 一般動詞は、さらに『動作動詞』『状態動詞』に分かれます。

例『動作動詞』と『状態動詞』

  • 動作動詞
  • walk(歩く)
  • run(走る)
  • write(書く)
  • 状態動詞
  • like(好き)
  • live(住む)
  • know(知る)

④目的語



 目的語とは、動詞に対して『何を?』の部分です。

 例えばplay(~する)は、以下のような文で使いますよね。

 このように、動詞の直後に来る名詞を目的語といいます。

例『目的語』

  • I play tennis.
    ⇒目的語は『テニス』
  • I like sushi.
    ⇒目的語は『寿司』

⑤名詞

 名詞とは名前のことです。

 英語において名詞は、主語や目的語になります。

例『名詞』

  • desk(机)
  • pencil(鉛筆)
  • English(英語)
  • car(車)
  • basketball(バスケットボール)

⑥形容詞



 形容詞は名詞の前について、名詞を詳しく説明する単語です。

 形容詞には名詞の様子を表すものと、感情を表すものがあります。

例『形容詞』

  • I have a short pen.『私は短いペンを持っています』

⇒名詞『pen』の前に形容詞『short』がつく

  • We are happy.『私たちは幸せです』

⇒happyは形容詞なので、be動詞を使います

⑦副詞

 副詞は動詞形容詞を詳しく説明する単語です。

例『副詞』

  • I get up early.
    『私は早く起きる』
    ⇒「起きる」という動詞を、副詞「early」が修飾
  • You have a very big apple.
    『あなたはとても大きいリンゴをもっている』
    ⇒「大きい」という形容詞を、副詞veryが修飾



英語のための日本語7つ

  • 主語:誰が(は)/何が(は)。一人称、二人称、三人称がある
  • 述語:どうした。動詞が作る
  • 動詞:be動詞(am,is,are)、または動作や状態を表す単語
  • 目的語:動詞で表す動作の対象(動詞のすぐ後)
  • 名詞:物体そのものの名前
  • 形容詞:名詞の様子を表す単語
  • 副詞:動詞や形容詞を詳しく説明する単語

 英語が苦手だから、英語の勉強を頑張ろう!

 と、思い立ったとしても、以上のような文法用語がわからなければ挫折してしまいます。

 急がば回れと言うように、英語を勉強する前にはまず、日本語を勉強しましょう。


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