塾なしでも高校受験に合格できる!その方法と合格する人の特徴を解説します
中3生のあなたの周りで、高校受験に備えて塾に通い出した友達が増えてきたのではないでしょうか?
高校受験に合格するには、塾にいかなきゃダメなのかな?
結論から言うと、塾なしでも高校受験に合格できます。
周りが塾に行っているから、自分も塾に行かなきゃダメかな? と不安に思っている人はぜひこの記事を読んでください。
この記事では、塾なしでも高校受験に合格できる人の特徴や塾なしで高校受験に合格する方法、そして塾なしのメリット・デメリットについて解説します。
塾なしで高校受験に合格する人の特徴3選
まずは塾なしで高校受験に合格する人の特徴は以下の3つです。
- 勉強をする習慣がついている
- 勉強のモチベーションを保てる
- 苦手・嫌いな科目や単元から逃げない
これらの特徴に当てはまらない人は塾なしで高校受験に合格できないという話ではありません。
今後、これらの特徴に当てはまるように行動すれば良いのです。
以下で、それぞれの特徴について詳しく解説します。
勉強をする習慣が付いている
塾なしで高校受験をするということは、一人で受験勉強を進めるということです。
誰からも強制されていない状態で勉強を続けるには、勉強をする習慣がついている必要があります。
お風呂に入ったり、歯を磨いたりするのにいちいち気合いを入れないですよね?
それと同じように、自然と勉強ができる状態になるのが理想です。
まだ勉強の習慣がついていない人は、30分からでもいいので毎日時間を決めて勉強を継続しましょう。
慣れないうちは厳しいかもしれませんが、だんだん体が勉強に慣れてきますよ。
勉強のモチベーションを保てる
勉強の習慣がついているとしても、日によってはやる気が出ない日もあるかと思います。
また、模試や定期テストの点数が思うように上がらなかったら、やる気がなくなってしまう人もいるでしょう。
塾に行っていれば、塾の先生から勉強に対する的確なアドバイスをもらえたり、モチベーションを保てる言葉を書けてくれることもあるかもしれません。
しかし、塾なしで勉強しているとそのような存在がありませんよね。
そんなときでも、自分なりに気分転換をして勉強に対するモチベーションを保つ必要があります。
志望校のパンフレットを見るとか、やる気の出る音楽を聴くなど、自分なりにモチベーションを保つ方法を模索しましょう。
先輩や友達に聞いてみてもいいかもしれませんね。
苦手・嫌いな科目や単元から逃げない
塾なしで高校受験をするということは、勉強のスケジュールも自分で立てるということです。
つまり、嫌いな科目をいくらでも後回しにできてしまうのです。
高校受験では公立なら5科目全部、私立でも国数英の3科目から入試問題が出題されます。逃げきれる科目というのは基本的にありません。
特に英語や数学といった対策に時間がかかる科目は、後回しにしてしまうと受験直前になっても点数が上がらないままになってしまいます。
だから、毎日少しずつでも苦手科目を進める強い意志が必要なのです。
英語なら毎日10単語ずつ覚える、数学なら毎日15分は計算練習の時間を取るなど、簡単なことからでもいいので苦手克服の時間を作りましょう。
模試の点数が上がってくれば、苦手な科目でもモチベーションがあがりますよ!
塾なしで高校受験をするメリット・デメリット
ここまで塾なしで高校受験に合格する人の特徴を解説してきました。
塾なしで高校受験をするのは大変そう
塾なしで高校受験をするのは、特に精神的な面で大変なことがあります。
しかし、塾なしで高校受験をするメリットもあります。
以下で詳しく解説します。
メリット
塾なしで高校受験をするメリットを解説します。
塾なしで高校受験をするメリット
- 体力的に疲れない
- 好きな時間に好きな勉強ができる
- 周りの目を気にしなくて良い
体力的に疲れない
学校で部活をやって、その後に塾へ行くのは体力的にかなり疲れます。
その点、塾なしで高校受験をするなら基本的に家で勉強することになるので、学校が終われば体を動かす必要はありません。
体力的に疲れなければ、その分長く勉強できるでしょう。
好きな時間に好きな勉強ができる
塾で受験勉強するとなると、決められた時間に決められた科目を勉強することになります。
しかし塾なしで受験勉強をするなら、その日の何時に何の勉強をするかを柔軟に決められます。
例えば『今日は運動会の前で放課後遅くまで練習していたから、今日の夜は勉強しないで明日頑張る』ということも可能です。
塾に通うなら、日にちも時間も決められているので『今日は疲れたから』という理由だけで休むのは難しいですよね。
また、塾なしなら勉強時間だけでなく勉強内容も自由に決められます。
塾に通っていると、『明日は英語のテストがあるのに、今日は塾で数学の授業を受けなければならない』ということもあります。
しかし、塾に行かずに受験勉強をするなら、『明日は英語のテストがあるから、放課後は英語のワークをやろう』というふうに勉強内容を自由に決められるのです。
自分の都合で勉強のスケジュールを変更できると便利に感じることは、内申点を気にする中3ではよくあるでしょう。
周りの目を気にしなくて良い
塾に通うと、同じ学校の人と授業の時間帯が一緒で知り合いに出くわしてしまうことがあるかと思います。
しかも塾に行くときは私服ですよね。
それがどうかしたの?
学校以外の場所で知り合いに会うのに抵抗がない人は良いでしょう。
しかし、そういうのが嫌な人はいますよね。
家から近い=学校から近い塾に通うと、同じ学校の人と出くわす可能性は大いにあります。
学校の外であまり同級生と会いたくないという人にとって、塾に行かないメリットは大きいでしょう。
ちなみに筆者も、学校の外で知り合いに会いたくないタイプでした
デメリット
ここでは塾なしで高校受験をするデメリットを解説します。
塾なしで高校受験をするデメリット
- 全部自力でやらないといけない
- 質問・相談のできる機会が少ない
全部自力でやらないといけない
『塾なしで高校受験に合格する人の特徴3選』で見てきたように、受験勉強を自分一人の力でやらなくてはいけません。
塾なしで高校受験をするには、勉強自体だけでなく、以下のことも自力でやる必要があります。
自力でやること
- 勉強内容を決める
- 勉強の計画を立てる
- 模試の結果を分析する
- モチベーションを保つ
しかしこれらは、大人になったら当たり前に自分一人でやる必要があります。
例えば大人になって仕事に必要な勉強をしなければならないことがあったとします。
大人になってから入れる塾はないので、資格試験を受けるときも、自分で勉強のスケジュールを立てたり、モチベーションを保ったりしないといけません。
中学生だからといって自力で受験勉強ができないわけではありません。
自主的に受験勉強をするという気持ちがあれば、自力で高校受験に合格できますよ。
塾ありの人よりも質問・相談できる機会が少ない
塾に行っている人であれば、勉強でわからないところがあったら塾の先生に聞くことができます。
他にも、模試の結果の分析をお願いしたり、受験する高校などについて塾の先生に相談することができます。
それに対して塾なしだと学校の先生に相談するしかないので、塾ありの人よりも相談相手が少なくなります。
とはいえ、学校の先生に相談するだけでも目に見えて不利になることはないでしょう。
自分で職員室へ行き、先生を捕まえるという自主性があれば問題ありません。
塾なしで高校受験に合格する方法
ここからは塾なしで高校受験に合格する方法を解説します。
塾なしで高校受験に合格する方法3つ
- 模試を必ず受ける
- わからないところを自主的に調べる
- 勉強する時間を自分で管理する
以下で詳しく解説します。
外部模試を必ず受ける
塾に行かずに一人で勉強していると、自分が周りと比べてどれくらいのレベルなのかを知る機会が減ってしまいます。
同じ高校を受ける人の中で学力が高くないと合格できないので、受験勉強をしている途中で自分のレベルを客観的に知ることは重要です。
そこで、塾なしで高校受験をする人は特に、積極的に外部模試を受けましょう。
外部模試を受ける目的は以下の3つです。
- 自分のレベルを客観的に知ること(偏差値や判定)
- 自分の苦手科目・単元を知ること
- 自宅や学校以外の場所での試験に慣れること
学校でやってる模試じゃダメなの?
学校で行う模試でも、自分のレベルや、自分の苦手科目・単元を知ることはできます。
しかし、行き慣れた学校で試験を受けるのではなく、初めて行く場所で試験を受ける練習も重要なのです。
基本的に受験本番は初めて行く場所で試験を受けますから、その緊張感に慣れておいた方が良いですよ。
わからないところを自主的に調べる
わからない問題はどうしても敬遠してしまうもの。模試の問題や、学校のワークの問題をわからないままにしていませんか?
塾なしで勉強しているとなれば、わからない問いを調べるのも自分の力でやらなくてはいけません。
なかなかやる気を出すのは難しいですが、自分の弱点を克服するためには避けては通れませんよね。
わからない問題に出くわしたときは、解答・解説を読んだり、教科書やインターネットを使って自分で調べましょう。
それでもわからなければ、学校の先生を捕まえて質問するのです。
何もかもを自分の力だけでやる必要はありません。
しかし、弱点を克服するためには、まずは自分から動きましょう。
勉強する時間を自分で管理する
塾に通っていれば、塾での授業の時間が決っているので、半ば強制的に勉強をしなければいけません。
しかし塾に通っていなければ、勉強時間も自分で決めることになります。
つまり、一人で受験勉強をするなら、例えばその日に勉強をしなかったとしても誰かに怒られることはないのです。
だからこそ、自分で「この時間は勉強をする!」としっかり決めなくてはいけません。
勉強時間の管理ができず、受験本番までろくに勉強時間を取らなかった!ということがないようにしましょう。
とはいえ、絶対に毎日勉強時間を取らなければいけないというわけではありません。
今日は家庭の用事があるから勉強時間を少なめにして、明日は朝早くから勉強を頑張ろう、などと柔軟に対応すれば良いのです。
このように自由に勉強の時間を作れるのが、塾なしのメリットですよ。
実力と志望校がかけ離れているなら入塾を検討
これまでは自主的に勉強ができれば塾なしで高校受験に合格できるとお話してきました。
しかし、塾なしでは高校受験に合格できない可能性のあるケースも考えられます。
それは、実力と志望校がかけ離れている場合です。
具体例は以下です。
入塾を検討した方が良いケース
- 偏差値50程度以下から、難関高校を目指す
- 中3までの定期テストの点数が、平均30点程度
- 高校受験まで半年程度なのに勉強をする習慣がついていない
このようなケースでは、より効率よく志望校へ合格する方法を実践したり、強制的に勉強をする環境を用意したりしないといけません。
そうなると、プロの力を借りなければならないので入塾を検討した方がよいでしょう。
まとめ~自主性があれば塾なしでも高校合格できる
塾なしで高校受験に合格するには、なにより自主的に勉強することが重要です。
自分で勉強の計画を立て、勉強時間を確保し、わからないところを積極的に調べます。
自主性が大切というと大変そうに思うでしょう。しかし、大人になったら先生はいませんから、中学生のうちから自分のことは自分で管理できるようになると良いでしょう。
勉強のモチベーションを自分で保ち続けるのも大変ですよね。
勉強のやる気が出ないときの対処法を以下の記事で紹介しているので、ぜひ読んでみてください。
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