【高校受験】数学ができないなら『計算問題だけ』を極めろ!方法を塾講師が解説

公立高校を受けるにせよ、私立高校を受けるにせよ、数学からは逃れられません。
模試で数学が解けなくて、あなたは焦っているのではありませんか?
とはいえ、昔から数学(下手したら算数から)が苦手だったせいで、今さらなにを、どうやって勉強すればいいかわからないのではないでしょうか。
そんなあなたは関数・証明・図形は全部捨てて、計算問題を極めましょう!
この記事ではまず、計算問題だけを極めるべき理由を、塾講師である私がお話しします。
その後で、計算問題を極める方法3ステップを解説します。
この記事を読めば、数学の計算問題を極め、模試の点数UPを確実に狙えますよ!
【高校受験】計算問題だけ極めるべき理由は?塾講師が解説
計算問題だけ極めるべき理由は、以下の3つです。
- 計算問題はすぐに成果がでるから
- 浮いた時間を他教科の勉強にあてられるから
- 数学に自信がつくから
以下で詳しく解説します。
①計算問題はすぐに成果がでるから
いくら勉強しても、数学の点数が上がらない。
そう悩んでいるあなたこそ、計算問題を中心に問題演習しましょう。
高校入試の問題を見てみると、初めの方は計算問題が出題されていますよね。
あなたが受けたい高校の過去問を確認してください。
計算問題だけでも、30点くらいは点数を取れるはずです。
計算問題は対策が簡単なので、比較的早く、確実に30点を確保できます。
というかそもそも、あなたにとって計算問題以外は苦行でしかないでしょ?
できる限りラクに、確実に、点数を取りましょうよ。
計算問題だけ極めればいい!
そう思えれば、少しは気持ちが軽くなるはずです。
②浮いた時間を他教科の勉強にあてられるから
数学が苦手なあなたにとって、数学の勉強はとても労力がかかるものでしょう。
そこで、数学は計算問題だけをやる! と割り切ってしまえば、その労力を他の教科にあてられるようになります。
苦手な数学は最低限で済ませ、後は得意教科を鍛える方が、効率よく総合得点を伸ばしていけますよ。
③数学に自信がつくから
受験において、メンタルの維持は想像以上に大切なのです。
数学ができないと思うとどんどん自信がなくなり、他の教科のパフォーマンスに影響がでてしまいます。
そこで、数学の計算問題だけは完璧だと思えるようになりましょう。
計算問題以外は出来ないとしても、計算だけは大丈夫!と思えるなら、大きな心の支えになりますよ。
【3ステップ】数学ができない人が計算問題を極める方法
ここからは具体的に、数学の計算問題を極める方法を3ステップで紹介します。
- どの計算ができないのかをはっきりさせる
- 計算方法を教科書やワークで調べる
- 何度も計算問題を解く
以下で、それぞれのステップについて詳しく解説します。
①どの計算ができないのかをはっきりさせる
苦手を潰すには、まず何が苦手なのかを把握します。
正負の数では特に、分数の計算はできますか?
多項式では、文字のついた分数の割り算はできますか?
連立方程式や展開、因数分解の解き方は覚えていますか?
どれもこれも、入試では基礎になります。
どれか一つでも解けない計算問題があるなら、早急に対策しましょう。
②計算方法を教科書やワークで調べる
計算方法がわからなければ、教科書や学校のワーク、ノートを見て調べましょう。
それでもわからなければ、友達や先生に聞くと良いでしょう。
わからないことを聞くのは、恥ずかしいことではありません。
ひとつひとつ、あなたのペースで理解できれば良いのです。
③何度も計算問題を解く
計算問題が出来るようになるため、問題を何度も、何度も解きましょう。
もしも数問解いただけで計算ができるようになったとしても、次の日にもう一度解いてください。
何十問、何百問と、です。
計算問題ができるとは、何も考えなくても自動的に手が動くようになるということです。
学校へ行くまでの道を、いちいち考えながら進んでいるわけではないですよね?
今あなたは、学校へ行くのに、地図を持ってなんとかたどり着いているようなものです。
同じ問題を何回も解いて飽きた、と思うかもしれません。
しかし計算問題を極めると決めた以上、妥協せずに計算練習をしてくださいね。
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