【新高1春休み】高校入学前に勉強しておくことを解説します【合格おめでとう】
高校受験を終えたあなた! 合格おめでとうございます!
受験が終わって大いに羽を伸ばしたいところだとは思いますが、高校入学前の時期こそ、しっかりと勉強をしましょう。
高校受験が終わると思い切り遊んだりゲームをしたりしたい気持ちはみんな同じです。
だから、高校受験後に勉強を続けていれば同級生と大きく差をつけることができます。
この記事は、チャンスをものにするための情報があります。
高校入学前に勉強するべき理由3選
高校入学前に勉強しよう! と、今はモチベーションが高まっていることでしょう。
しかし、そのモチベーションはどんどん下がっていきます。
せっかく受験終わったんだし、やっぱり遊んじゃおう~
そんな風に思ったときに思い出せるように、まずは高校受験後に勉強するべき理由を解説します。
①新入生テストがある
合格した高校から、新入生テストのお知らせをもらった人がいるかもしれません。
高校生活の良いスタートダッシュを切るために、ぜひ新入生テストで高得点を取りましょう!
新入生テストの結果によって、英語や数学のクラスを習熟度順に分ける学校があります。
できるだけ上のレベルのクラスに入ることで周囲から良い刺激をもらえ、入学後の学力も順調に伸びていくことでしょう。
②勉強の習慣を維持する
高校受験を意識し始めた中3から、やっとの思いで勉強の習慣をつけましたよね。
しかし、人間はどうしても楽な方に流れがちなので、春休みのたった2週間だけでも勉強をしなくなってしまったら、苦労してつけた勉強の習慣がゼロになってしまいます。
学校から帰ったらすぐに机に向かう習慣を、大学受験前にまたつけなおすのはものすごく労力がかかることは、想像に難くないでしょう。
高校からはちゃんと頑張るよ
塾講師の私は、このように言って本当に高校から頑張った人を見たことがありません!
受験前のように何時間も勉強しなくて構いません。
1時間程度でも良いです。勉強の習慣を維持し続けることに意味があるのです。
③大学受験は思っているより早く来る
あなたは高校受験の前、こう思ったのでなないでしょうか。
もっと早くから勉強しておけばよかった
多くの人は高校受験の後悔を忘れて、大学受験前も同じ事を考えます。
大学受験の勉強量は、高校受験の比ではありません。
高校に受かったらすぐに大学受験のための勉強を始めても、早すぎることはないのです。
とはいえ、今から大学入試の過去問を解こうという話ではありません。
高校受験の時を思い出してください。過去問を解くためにはまず、中学の内容を基礎から復習しましたよね。
大学受験でも同じように、まずは基礎力をつけます。
じゃあ、高1の予習をするの?
そうではありません。高校の勉強内容をきちんと理解できるように、中学の内容を復習します。
高校入試が終わったばっかりなんだから、中学の内容は完璧だよ!
本当にそうでしょうか。
入試に間に合わず、捨てた単元はありませんか?
入試直前に付け焼き刃でもいいからと内容を詰め込み、入試が終わった瞬間に忘れている内容はありませんか?
高校入試で全科目100点を取った人でない限り、春休みは中学の復習をするべきです。
高校入学前は英語と数学の復習をしよう
高校受験が終わった後も、卒業式の練習や卒業遠足など、意外と多忙ですよね。
その上、春休みは2週間しかありません。
高校入学前に中学の復習をするべきとはいえ、全科目を復習するのはなかな厳しいです。
そこで、高校入学前に行う中学の復習は、英語と数学に絞りましょう。
その理由と具体的な勉強内容を解説します。
英語と数学を復習する理由
国語数学理科社会英語。
もちろん全科目復習するのが理想ではありますが、高校受験後も意外と忙しいので、中学の復習は英語と数学に絞りましょう。
なぜなら英語と数学は、模試の点数が上がるまで時間がかかるからです。
高校受験で思い知ったよね?
英語と数学の点数を上げるためには、基礎をしっかり固めなくてはいけませんでした。
英語なら英単語や文法、数学は計算です。
では、高校の勉強の基礎とはなんでしょうか?
そう、中学で習った内容です。
だから、高校入学前には中学の範囲の英語と数学を復習する必要があるのです。
【英語編】高校入学前に勉強する内容
あなたは高校入試の時、入試問題の英文が読めなくて苦労しましたよね。
英語の基礎は単語と文法です。それらに抜け・漏れがあれば当然、入試問題の英文を読むことはできません。
高校入学前に、中学の英単語と文法をしっかり固めましょう。
単語
中学まではあまり意識して単語を覚えてはこなかったかもしれませんが、大学入試で扱う英単語の数は高校入試の比ではありません。
入試直前の高3から慌てて英単語を覚え始めるのでは遅すぎます!
まずは中学で習った英単語を完璧に覚えましょう。
中学の英単語は大丈夫! という人は、高校生向けの英単語を覚え始めても良いでしょう。
高校から教材が届いている場合は、その英単語帳を用いて学習しましょう。
文法
中学の英文法の復習には、高校入試対策用の教材を用いると良いでしょう。
現在進行形、現在完了、関係代名詞……
中学校でたくさん文法を学びましたよね。
高校でもたくさん、新出の文法事項を習います!
といっても未知の文法事項はそう多くはありません。ほとんどが中学の延長です。
つまりどういうことか。
中学内容の文法が頭に入っていないと、高校での英語の授業についていけなくなります!
忘れている内容があったら、教科書に戻って確認し、わからない文法事項を潰していきましょう!
【数学編】高校入学前に勉強する内容
数学の基礎と言えば計算問題です。これができなければ、高校数学のメインともいえる関数や微分・積分の問題は解けません。
高校入学前は計算問題を中心に学習しましょう。
余裕があれば、あなたの苦手な証明問題も復習しましょう。
計算問題
中学数学の計算問題を復習するには、高校入試用の教材で十分です。特に計算問題に特化した問題集があれば、それを選ぶとよいでしょう。
どんなに数学が苦手な人でも、高校入試では計算問題だけでも正解できるように対策しますよね。
大学受験でも、受ける大学によってはその作戦が通用する場合があります。
とはいえ、大学受験の数学は中学数学よりも範囲が広くて複雑なので、やはり高校入試のように一筋縄ではいかないのです。
そんな高校数学を学ぶ前に中学数学の復習をしておかないと、高校では計算問題すらままならないという事態になりかねないので、しっかりと復習しましょう。
証明問題
計算問題の復習が終わったら、証明問題の復習をしましょう。
証明問題を解けるようにするというよりは、証明の書き方を復習します。
高校でも証明問題がたくさんでてきます。書かなければいけない量が増えるので、証明を書いているうちに自分で何を言っているのかわからなくなってしまうこともあるでしょう。
そうならないように、誰が読んでもわかるように証明を書けているか? を確認しながら証明問題の復習をしましょう。
まとめ
高校入学前は英語と数学の復習をしましょう。
高校入学前の勉強内容
- 英語→単語と文法
- 数学→計算問題と証明問題
高校受験が終わっても、勉強生活は終わりません。
高校の次は大学です。思い切り遊ぶことも大切ですが、先々を見据え、大学受験に向けてしっかり勉強していきましょう。
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