中3夏休みまでに終わらせてほしい高校受験勉強を教えます
中3の冬に必ずやってくる高校受験。
親や先生からは勉強しろって言われるけど、どうやったらいいかわからない!
そんなあなたに、受験勉強ではまず何をするべきかを教えます。
過去問10年分解くぞ!!
受験勉強というと過去問を解くことを思い浮かべる人が多いと思います。
しかし、過去問を解くのは中3の12月頃です!
受験勉強はまず、中学校でならった基本的な内容をマスターすることから始まります!
過去問は実際の入試問題なので、受験勉強をスタートしていないあなたにとってはとても難しいでしょう。
それに、中3の12月までは過去問が解けなくても全く問題ないのです。
まずは基礎基本から。ここでは基礎基本の身につけ方を具体的に解説していきます。
この記事がおすすめの人
- 受験勉強で何をしたらいいかわからない中2、中3
- 受験勉強の具体的なやり方を知りたい中学生
受験生にとって受験勉強とは、単に勉強をするだけではありません。
普段の学校生活でやること、身につけることがあります。
まずはそれらを見ていきましょう。
勉強する習慣を身につける
受験勉強の方法を検索しているあなたは今、やる気がみなぎっていることでしょう。
過去問でも問題集でもやってやらあ!!
盛り上がってるとこ悪いのだけど、そのやる気は一週間後、一ヶ月後も続いてますか?
たまたま今日だけやる気が出る、ということは大いにあり得ますが、やる気を継続させるのはとても難しいのです。
じゃあ、どうしたら毎日勉強できるの?
勉強を継続するには、勉強する習慣を身につければいいのです。
あなたは朝起きたら顔を洗って歯を磨きますよね?
毎日毎日飽きもせずやっているわけですが、そのときってこんな感じですか?
今から歯磨きするぞ!!
うおっしゃああああ!!!!
んなわけないですよね。
歯磨きも顔を洗うのも、あなたが10年以上続けてきた習慣ですから、特に意識しなくても自動的にできるようになっているのです。
だから、勉強を習慣にしてしまえば、いちいちやる気を出さなくても勉強を続けられるのです。
どうやったら勉強が習慣になるの?
特別なことをする必要はありません。毎日決まった時間に勉強しましょう。
歯磨きだって、毎日大体同じ時間にするじゃないですか。それと同じです。
学校から帰ってきてすぐに宿題をやる!
寝る前の一時間は英単語を暗記する!
このように時間を決めて継続していれば、いつしか意識しなくても勉強できるようになります。
学校の授業を真剣に受ける
受験勉強では基礎基本を身につけることが重要です。
その基礎基本の最たるものが学校の授業なのです。
当然、今後授業で習う単元も受験に出るわけですから、授業をちゃんと受けない手はないですよね。
夜中まで受験勉強してたから授業中眠い……
これでは本末転倒ですよ。
一人で完璧に予習ができて、かつ受験勉強もできているなら問題ありませんが、多くの人はそうではありません。
授業を聞いていないために習った内容が身に付かなかった結果、自分で苦労して授業内容をおさらいするのはかなり時間の無駄ですよ。
今後習う内容の基礎を授業中に固める⇒中1、中2の復習をする時間を確保
このような順序です。
テスト勉強を頑張る
授業はもちろんのこと、テスト勉強も手を抜いてはいけません。
受験勉強のことで頭がいっぱいなあなた、お忘れではないですか?
そう、内申点です。
内申点を高くするためには当然テストで高得点を取らなくてはいけませんよね。
テスト勉強を通して基礎基本を固めるのと同時に、内申点の確保ができるのが定期テストなのです。
受験勉強とテスト勉強はどっちを優先すればいいの?
テスト2週間前になったら、テスト勉強をしっかりやりましょう!
あなたの目標はもちろん受験合格。でもそれまでには何回か定期テストがあります。
受験が大事、でもテストも大事。
それなら、まずは目の前のことに集中すべきです。
受験勉強のやり方~中3の夏まで
ここからはいよいよ、具体的な受験勉強の方法を解説していきます。
中1と中2の復習をする~英数を優先
受験勉強の基礎基本ってなんなの?
高校受験では中学校で習った全ての内容が出題範囲です。
中学の範囲全体で言うと、基礎基本は中1の内容です。ここから発展して中2、さらに中3の内容になっていくのです。
従って、受験勉強のスタートは中1と中2の復習です!
中1と中2の教科書を全部おさらいするぞ!!
当然、最終的には全ての内容を理解しなくてはいけませんが、優先順位があります。
まずは英語と数学をやってください。
英語と数学の内容は中1の4月から全て繋がっています。
さらに、一つ一つの単元を理解したからといってすぐに点数には繋がりません。問題演習といって、問題を解く練習をしないと点数が上がっていかないのです。
つまり、模試で英語と数学の点数を上げるには時間がかかるのです。
対して、理科と社会は暗記したことがそのまま受験に出るので比較的短期間で対策しやすいです。
まずは英語と数学の基礎を固めることに集中しましょう。
基礎固めのやり方『英語』
英語の基礎はズバリ、英単語! そして英文法です。
入試問題では長文読解が出ます。
英語において、受験勉強のゴールは長文読解ができるようになることです。
さて、長文を読めるようになるためにはどうしたら良いでしょうか?
そうです。まずは単語を知らなくてはいけません。
今まで習った英単語、ちゃんと覚えてますか?
自信がない人は、中1と中2の教科書に載っている単語を全て暗記しましょう。
さらに、英文法も覚えましょう。
be動詞、三単元、過去形、受動態、比較などなど……
単語だけ知っていても文法を覚えていないと文章を読めません。
英文法は学校のワークか、英文法専用の問題集や参考書を購入して復習しましょう。
入試に出るのは長文なのに、単語や文法ばっかりで大丈夫かな?
はっきり言います。単語や文法が分からない状態で長文をやっても時間を無駄にしてしまいます!
わからなすぎて自信をなくしたり、英語の勉強が嫌になってしまいますよ。
焦らずまずは単語、そして英文法。基礎を一つ一つ積み上げていきましょう。
長文対策はそれからでも充分間に合います。
基礎固めのやり方『数学』
数学はたくさん公式がでてきましたね。
さて、公式覚えてますか?
数学の基礎を固めるには公式を覚えればいいんだね!
もちろん公式を覚えるのは大事だけどそれだけじゃなくて、公式を使えるようにならないといけないんだ。
数学の基礎
- 計算問題(公式を使えるようにする)
- 教科書に載ってる基本的な問題
入試では公式を用いるだけの計算問題も出題されます。この計算問題は絶対に落としてはいけません。
計算問題は、みんな当たり前に正解してきます。
そんな問題をあなた一人が落としてしまったら一気に不合格に近づいてしまうのです。
また、教科書に載っている基本的な問題も解けるようにしましょう。
例えば、座標から比例や一次関数の式を求める方法や、中央値・平均値の求め方、コンパスを用いた作図などなど。
今まで受けた定期テストをもう一度受けたら、100点を取れますか?
入試では応用問題も出題されますが、多くは基礎基本を固めていれば解ける問題です。
そもそも応用問題ではなく、基本的な問題も多く出題されます。
定期テストで100点を取れるか? 常に自分に問いかけながら、数学の基礎を固めていきましょう。
基礎の復習には学校のワークで充分ですので、学校のワークを何周も解いて定着させましょう。
数学が苦手な人にはこの記事もおすすめです。
まとめ
受験勉強で大切なのは、生活習慣を整えることと基礎基本の定着です。
生活習慣も基礎基本も、1日や2日で身に付くものではありませんから、中3の夏までには完璧にしておきましょう。
受験勉強でよくイメージされる難しい勉強をするのは秋以降でも充分間に合います。
焦らず、慌てず、足下を固めていきましょう。
とはいえ、早い時期から高校受験対策をしている人は少ないです。
クラスの友人はみんな、まだまだ受験のことは考えていないでしょう。
そんな中、あなたは受験勉強について調べてこの記事に辿り着いた。
それだけでもライバルよりも何歩も先に進んでいますよ!
この調子でどんどんライバルをぶっちぎって行きましょう!
コメントを残す