分数とは何か?塾講師が図解します【仮分数・帯分数・真分数】

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分数とは何か?塾講師が図解します【仮分数・帯分数・真分数】

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 分数とは何か、あなたは説明できますか?

 分数とは一言で言うと『○等分したうちの△個を表す数』です。

 ……ピンと来ませんよね?

 整数や小数と違って、分数はイメージしづらいのです。

 そこで、この記事では、分数とは何かを図を用いて解説します。

 分数とは何かを言葉だけで理解しようとするのは大変ですが、図を見れば一発で理解できますよ!

 記事の後半では、仮分数とは何か、また帯分数とは何かを解説します。



 まずは分数(真分数)とは何かを図で解説しまし、さらに分母・分子とは何かを解説します。

 その後、分母=分子のとき1になる理由もお話しします。

分数(真分数)とは何か?一言で表すと

 まずは分数とは何か、一言で表します。

分数とは何か?一言で

○等分したうちの△個を表す数

※特に、△<○の場合は真分数(しんぶんすう)という。

【真分数の例】$\frac{1}{3}$や$\frac{3}{5}$

 言葉だけではピンと来ませんよね。

 では、○等分したうちの△個を、3等分したうちの1個として、図に表してみます。

【図解】分数とは何か?
板チョコ3等分したうちの1個=1/3
3等分したカケラが3つで板チョコが1個になる=3/3

 この図のように、分数とはもともと1個の物を○等分した数です。

 この図でいうと、1個の板チョコを3等分しています。

 つまり、1個の板チョコを3等分したうちの1カケラが$\frac{1}{3}$なのです。

分母・分子とは何か?

 分数の下の数は分母、上の数は分子といいます。

 分母は、1個のものを◯等分するというルールを表します。

 一方分子は、等分されたカケラの数(△個)を表します。

 例えば$\frac{3}{4}$とは、分母が4、分子が3なので……

 1個のものを4等分していること、また、そのカケラが3つあることを表しています。

【分母・分子とは何か?】
1個の板チョコを4等分
=分母が4  4等分のうち3カケラある
=分母が3

分母=分子のとき1になる理由



 では、$\frac{1}{3}$を3つ集めたらどうなるでしょうか。

 式で表すと$\frac{1}{3}+\frac{1}{3}+$\frac{1}{3}=\frac{3}{3}$です。

 分母と分子が同じ数のとき、1になることは知識として知っているでしょう。

例えば

$\frac{3}{3}=1$

になるね!

【分母=分子のとき1になる理由】
板チョコを3等分したうちの1カケラは1/3である。
1/3が3個で、板チョコ1個になる。
1/3+1/3+1/3=3/3=1

 この図のように、もともと1個だった板チョコを3等分して出来た1カケラを、3つ集めたらどうなるか。

 そう、1個の板チョコが完成します。

 これを分数で表すと、3等分したうちの1カケラが$\frac{1}{3}$なので、

 $\frac{1}{3}+\frac{1}{3}+$\frac{1}{3}=\frac{3}{3}=1$

 だから、分母と分子が同じ数のとき、1となるのです。



 次は仮分数とは何か、また帯分数とは何かを、図で解説します。

仮分数とは?

 まずは仮分数(かぶんすう)について解説します。

仮分数

分母よりも分子が大きい分数のこと。

○等分したものが2つ以上あることを表す。

【例】$\frac{5}{3}$

 分数とは○等分したうちの△個を表す数でした。

 つまり3等分したうちの1個が$\frac{1}{3}$となるわけです。

 仮分数とは、分母よりも分子が大きい分数です。

 例えば$\frac{5}{3}$のような分数を仮分数といいます。

$\frac{5}{3}$って、

3等分したうちの5個?

どういうこと?

 言葉と数字だけで考えるとわかりにくいですよね。

 仮分数とは、○等分したものが2つ以上あることを表します。

 以下の図を見てみましょう。

【仮分数とは何か?】

 このように、2つのチョコレートがそれぞれ3等分されていて、そのうち5カケラを$\frac{5}{3}$と表すのです。

 よって上の図では、

 $(3等分したうちの3カケラ)+(3等分したうちの2カケラ)$

$=\frac{3}{3}+\frac{2}{3}$

$=\frac{5}{3}$

 となるのです。

チョコのカケラが6つあって、そのうち5個だから、

$\frac{5}{6}$じゃないの?

 分数とはあくまでも、1つのものを○等分したことが基準になります。

 この例でいうと、1つのチョコレートを3等分したことが基準です。

 つまり仮分数とは、○等分したものが2つ以上ある、と考えられます。

 ちなみに、$\frac{5}{6}$とは以下の図になります。

5/6は、1個の板チョコを6等分したうちの5カケラ

帯分数とは?



 次に帯分数(たいぶんすう)について解説します。

帯分数とは

○等分したものが2つ以上あるとき、整数と分数を用いて表した数

【例】$1\frac{2}{3}$

 分数とは○等分したうちの△個を表しているのでした。

 帯分数は、○等分したうちの○個(つまり、丸々1個)があるとき、それを整数として表します。

 以下の図は、チョコレートを3等分したうちの3カケラと、3等分したうちの2カケラがある場合を描いています。

 3等分したうちの3カケラ=チョコレート丸々1個であることに注目しましょう。

【帯分数とは何か?】

 3等分したうちの3カケラと3等分したうちの2カケラとは、チョコレート1個と、チョコレート3等分したうちの2カケラと考えられます。

 よって$1\frac{2}{3}$と表します。

 この記事をまとめます。

まとめ

  • 分数とは、○等分したうちの△個を表す数
    特に、△<○の場合は真分数(しんぶんすう)という。
  • 仮分数とは、分母よりも分子が大きい分数のこと。
  • 帯分数とは、○等分したものが2つ以上あるとき、整数と分数を用いて表した数

 分数とは何か、単に$\frac{1}{2}$のような記号として覚えている人が多いかと思います。

 しかしこの記事に載っている図を見て、分数とは何かが視覚的にわかってもらえたら嬉しいです。


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