【塾講師が解説】ChatGPTで読書感想文を書いたらバレる!その理由と正しい活用法は?
長期休みの宿題でくせ者なのが読書感想文。
読書感想文だけでも面倒なのに、まずは読書をしなければならないのが大変ですよね。
そんなあなたが考えること、わかりますよ。
ChatGPTで読書感想文を書いちゃおう
どうせバレないと思ってませんか?
塾講師の私に言わせると、ChatGPTで読書感想文を書いたらバレます。
この記事では、ChatGPTで読書感想文を書いたらバレる理由を3つ解説します。
さらに読書感想文を書くための、ChatGPTの正しい活用方法も解説します。
ChatGPTで読書感想文を書いたらバレる理由3選
塾講師の私に言わせると、ChatGPTで読書感想文を書いたらバレる理由は3つあります。
- 文章がChatGPTっぽい
- 難しい言葉を使っている
- 内容がおかしい
以下で詳しく解説します。
①文章がChatGPTっぽい
ChatGPTで作る文章は、どこか『ロボットらしさ』があります。
学校の先生はこれまででたくさんの作文を見ているので、ChatGPTで書いた読書感想文が紛れていたら『文章がChatGPTっぽいな……』と疑われる可能性が高いです。
ChatGPTを使って、いくつか文章を書いてみると良いでしょう。
どれもこれも、似たり寄ったりな文章になるのがわかるかと思います。
『ロボットらしい文章』と聞いてピンとこないのであれば、人の手で書いた文章に近づけるため手直しをすることもできないので、読書感想文をChatGPTで書くのは諦めた方が良いでしょう。
②難しい言葉や表現を使っている
ChatGPTで読書感想文を書くと、中高生にとっては難しい言葉が出てくることがあります。
また、中高生ではとても思いつかない表現や言い回しをすることもあります。
先生はたくさんの中学生または高校生と接していますから、どれくらいの成績の子が、どの程度の語彙力や表現力をもっているかはよくわかっています。
ゆえに、あなたが難しい言葉や表現を使って読書感想文を書いていたら違和感をもたれてしまいますよ。
③内容がおかしい
ChatGPTといえど完璧ではありません。
例えば『走れメロスの読書感想文を書いて』と言っても、物語の内容を間違えて出力してくるかもしれません。
読書感想文に書いてある内容が間違えていたら、かなり致命的です。
明らかに『その本を読んでいない』と思われますよ。
ChatGPTの正しい活用法
読書感想文を書くのにChatGPTは全く使えないのかと聞かれたら、答えはNOです。
ここからは読書感想文を書くためのChatGPTの正しい活用法を解説します。
文章を添削してもらう
読書感想文のように長い文章を書くと、日本語がおかしくなったり、誤字脱字をしたりすることがありますよね。
そうなると読書感想文の点数を減点される可能性があります。
そこで、ChatGPTに文章を添削してもらいましょう。
全文を入力するのが大変なら、自信のない箇所だけ添削してもらうのでも良いでしょう。
ChatGPTであればいつでもどこでも一瞬で、文章を添削してくれます。
また、自分では気づかなかったミスも指摘してくれるので、作文の勉強にもなりますよ。
読書感想文に書くポイントを聞く
本を一冊読んだとしても、読書感想文に書くのはせいぜい400~800字程度。
その本のどの部分に注目して読書感想文を書いたら良いかわからないという人がいるのではないでしょうか。
そんなときは、その本で読書感想文を書くなら何がポイントになるのかをChatGPTに聞いてみましょう。
ChatGPTに『○○(本の名前)について読書感想文を書きたいんだけど、なにがポイントになる?』と聞けば、どこに注目して書くと良いかアイデアをもらえます。
できれば読書をする前にやると、ChatGPTに言われたポイントの場面で構えて読むことができるため、より読書感想文を書きやすくなりますよ。
まとめ
ChatGPTで読書感想文を書いたらバレる理由と、ChatGPTの正しい活用法についてまとめます。
そもそもAIとは、人間の活動をサポートするためにあるのです。
誤字脱字チェックやアイディア出しなどをしてもらい、最終的に作品にするのは人間の仕事です。
読書感想文をAIに丸投げしているようでは、いつかAIに乗っ取られてしまいますよ。
コメントを残す