【例文あり】現在完了形の3用法『経験』『継続』『完了・結果』の違いを解説

現在完了形の3用法『経験』『継続』『完了・結果』の違いは、学校の授業ではっきりと説明されない限りはわかりにくいですよね。
問題集によっては現在完了形の何の用法を用いているのかを答えさせる問題が扱われるため、そのときに初めて、それぞれの違いがわからないことに気づく人がいるかと思います。
この記事では、現在完了形の3つの用法の違いを、例文を用いて説明します。
現在完了形の3用法の違いを理解しやすくするため、それぞれの意味とキーワードを整理しています。
その後で、現在完了形の3用法『経験』『継続』『完了・結果』それぞれについて詳しく解説します。
【ざっくり解説】現在完了形の3用法の違い
まずはざっくり、現在完了形の3用法『完了・結果』『継続』『経験』の意味の違いをみていきましょう。

それぞれの意味の違いだけでなく、それぞれのキーワードも押さえておきましょう。
この後で、現在完了形の3用法『完了・結果』『継続』『経験』について詳しく解説します。

『完了・結果』の意味は『~した』なの?
過去形との違いはなに?
現在完了と過去形の違いがよくわからない人は、以下の記事を参考にしてくださいね。
【詳しく】現在完了形の3用法についてそれぞれ解説
現在完了形には3つの用法があります。
ここからはそれぞれの用法の意味や、それぞれの用法を見分けるキーワードについて解説します。
これを読めばそれぞれの違いがわかり、使い分けができるようになりますよ。
①経験
まずは現在完了形の『経験』について解説します。
例文『once・twaice・~times/before/ever/never/How many times~?』
まずは例文を紹介します。
その後で、各例文について解説します。
例文【経験】
- I have been to Europe once.
『私は1回、ヨーロッパに行ったことがあります』 - I have seen that movie before.
『私は以前その映画を見たことがあります』 - Have you ever been to Australia?
『あなたはオーストラリアに行ったことがありますか?』 - He has never traveled outside of his country.
『彼は自国の外に旅行したことがありません』 - How many times have you visited Tokyo?
『あなたは東京に何回行ったことがありますか?』
①は『○回~したことがある』という時の文です。
1回なら『once』、2回なら『twice』、3回以上なら『数字+times』と言います。

3回なら『three times』だね
②は『以前~したことがある』という文です。
特に何回とは言いませんが、以前にした経験があるときに使います。
③は過去の経験を聞く疑問文です。
特徴的なのは『Have you』の後に続く『ever』です。
④は経験の否定文『一度も~したことがない』と言うときの文です。
経験の否定文のキーワードは『never』です。
haveと過去分詞の間に『never』を入れて、否定文とします。
普通であれば『not』が入る位置に『never』が入ったと考えるとよいでしょう。
⑤はHow many times~?を用いて『(今までで)何回~した?』と聞く疑問文です。
今までに習ったhowを用いた疑問文と同じように、『How many times』の後は普通の疑問文『have you~?』が続くのがポイントです。
『gone』と『have been to~』の違い
例えば『彼は日本に3回行ったことがある』と言いたいとき、現在完了形を用いてどのように英語で表すでしょうか。
何も知らなければ、『He has gone to Japan three times.』とすることでしょう。
しかしこれは間違いです。
『私は日本に3回行ったことがある』と経験を言う時には『gone』ではなく『have been to~』とします。
『I went to Japan.』ではなく『I was in Japan.』を現在完了形に書き換えた、とイメージすると良いでしょう。

じゃあ『gone』はどんな時に使うの?
『gone』は『(もう)行ってしまった』と言う『完了・結果』の文の時に使います。
例えば以下のように使います。
この場合、彼は日本に行ってしまい、帰ってきていないというニュアンスになります。
②継続
次は現在完了形『継続』について解説します。
例文『for/since/How long~?』
まずは例文を紹介します。
その後で、各例文について解説します。
例文【継続】
- I have lived in this city for five years.
『私はこの街に5年間住んでいます』 - She has worked at the company since 2010.
『彼女は2010年からその会社で働いています』 - How long have you known him?
『彼を知ってからどのくらいですか?』
――I have known him for five years.『私は彼を5年間知っています。』
①はfor『~間』、②はsince『~から』の経験を表す文です。
この2つの文は現在完了『継続』の基本で、あることを今までずっと続けていることを表します。
これらの文については、後でもう少し詳しく解説します。⇒『for』と『since』の違い
③はHow long~?『どれくらいの間~?』という、疑問詞を用いた疑問文です。
今までに習ったhowを用いた疑問文と同じように、『How long』の後は普通の疑問文『have you~?』が続くのがポイントです。
『for』と『since』の違い
現在完了形の学習を進めているうちに区別がつかなくなるのが『for』と『since』です。
ここでしっかり、2つの違いを理解しておきましょう。

例えば今が2000年だとして、1995年~今(2000年)を言うには以下のような2種類の言い方がありますよね。
- (1995年~2000年の間の)5年間
- 1995年から(2000年まで)
同じ期間を表していても、①と②を英語で言うと違いがでます。
- (1995年~2000年の間の)5年間⇒for five years
- 1995年から(2000年まで)⇒since 1995
このニュアンスの違いを押さえましょう。
③完了・結果
まずは現在完了形の『完了・結果』について解説します。
例文『already/just/yet』
まずは例文を紹介します。
その後で、各例文について解説します。
例文【完了・結果】
- I have already finished my homework.
『彼はもう宿題を終えました』 - She has just arrived at the station.
『彼女はちょうど駅に着いたところです』 - Have you finished your homework yet?
『あなたはもう宿題を終えましたか?』
――Yes,I have. / No, I haven’t.『はい、もう終えました/いいえ、まだ終えていません』 - I haven’t finished my homework yet.
『私はまだ宿題を終えていません』
①はalreadyを用いて『もう~した』という文です。
②はjustを用いて『ちょうど~した』と言います。
alreadyやjustを用いることによって、同じ『~した』でも違うニュアンスを表せます。
もちろん、単なる過去形とも意味が変りますよ。
③は『もう~しましたか?』という疑問文です。
文末に『yet?』を付けることで疑問文を作ります。
④は『まだ~していません』という否定文です。
文末に『yet.』を付け、さらにhaveの隣に『not』を付けることで否定の意味を表します。
まとめ
現在完了形の3用法についてまとめます。

現在完了形の3用法の解説聞いているうちは、特に引っかかりなく理解できたような気がするでしょう。
しかしいざ自分一人で問題を解いてみると、『あれ? なんだっけ?』となることがあります。
現在完了形の3用法の違いを即答できるまで、何度でも復習してくださいね。
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