【中学生向け】テスト勉強の仕方がわからないならワークを解く!そのやり方は?


【中学生向け】テスト勉強の仕方がわからないならワークを解く!そのやり方は?

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もうすぐでテストだけど、どうやって勉強したらいいかわからない

 そんなあなたに、現役塾講師の私が教えましょう。

 学校のワークをしっかり解くだけで、十分にテスト対策ができます!

 とはいえ、何も考えずにワークを解いていてはいけません。

 ワークに載っている問題を全て自力で解けるようになるまで、間違えた問題を何度も解き直しましょう。

ワークの問題を何度も解くなんてめんどくさいよ

 ワークに載っている全ての問題を何度も解くわけではありません。

 ワークの一周目は全ての問題を解き、二周目、三周目は間違えた問題だけを解きます。

 この記事では、テスト対策に有効なワークの解き方を解説します。

 とはいえ何度もワークを解くのは気が進まない! というあなたのために、初めにワークを繰り返し解くべき理由を解説します。

 この記事の最後には、テスト対策でやってはいけないことも解説しているので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

 この記事はテストまで2週間ある人に向けて書いたものなので、そんなに余裕がない!という人はこの記事を読んでください。



ワークを何度も解くなんてめんどくさい!

 そんなあなたのために、なぜワークを何度も解くべきなのかを解説します。

 なぜワークの問題を何度も解かなければいけないか、ちゃんと説明されたことはないですよね。

 それでは、やる気が出ないのも無理はありません。

 しかしワークを何度も解き直すべき理由がわかれば、めんどうだけどやらなきゃ! と思えるでしょう。

①授業内容を効率よく復習するため

 テストに出るのはどんな問題でしょうか?

授業で習った問題だね

 つまり授業中に行った問題を全て記憶すれば100点を取ることができるけど、その対策をするのは現実的じゃないですよね。

 そこで役に立つのが、学校のワークなのです。

 学校のワークには、授業で習った問題と似たような問題がたくさん載っています。

 授業で行った問題を全て行う代わりにワークを解けば、100点に近づけるというわけです。

②学習内容を確実に定着させるため



 学校で習った問題を確実に自分のものにするために、何度も同じ問題を解き直しましょう。

ワークを一度しか解かないと…

  • 社会や理科の用語が覚えられない
  • 英語の文法が身につかない
  • 数学の公式が覚えられず、計算ミスも治らない

 初めて知った公式や用語を身につけるには、同じ問題を繰り返す方が効率的です。

 特にテスト対策であれば、学校のワークを繰り返し解くだけで十分に足りますよ。

 対して、あれもこれもとたくさんの問題集を次々とやると、できない問題はずっとできないままになるのです。

③自信をつけるため

 ワークを解きまくる目的は、単に勉強ができるようになるためだけではありません。

 計算問題がミス無くできるようになるとか、応用問題を解けるようになるとか、それももちろん大切です。

 でも、最後に勝負を分けるのは自信なのです。

 家で勉強しているときはできるのに、テストっていうと緊張しちゃってミスをしてしまう。

 そんな経験があるんじゃないでしょうか?

 しかし、ワークを何周も解けば「あれだけワークをやったんだから、絶対に大丈夫!」と思えるようになります。

勉強したからいける!!

 そういう根拠のある自信をたくさんつけていくことが大切です。



 ワークの問題を何度も解けば、学習内容を確実に身につけられます。

 しかし、ただ漠然と問題を解いているだけでは学習効果が現れません。

 そこで、以下のような方法でワークを解いていきましょう。

学校のワークの解き方

  • 【1周目】解けなかった問題にチェックをつける
  • 【2周目】チェックをつけた問題を解き直す
  • 【3周目以降】チェックをつけた問題を自力で解けるようになるまで解き直す

 以下で詳しく解説します。

【1周目】解けなかった問題にチェックをつける

 まずは何も見ずに、ワークの問題を解いてみましょう。

 1周目はワークの問題を解きながら、また答え合わせをしながら以下の問題にチェックをつけます。

チェックをつける問題

  • 解き方を忘れていた問題
  • 何分も悩んで解いた問題
  • 答えを間違えた問題

 あなたのわからない問題こそが、これから重点的に勉強するべき内容です。

 わからなかった問題は教科書で調べて解いてみる。

 どうしてもわからないなら解答を見ながら解いてもOKです!

 その代わり、調べて解いた問題には忘れずにチェックをつけます。

解答見たら意味ないんじゃないの?

 解答を見ながら問題を解く目的は、あくまで問題の解き方を理解するため

 答えを丸写しして提出するためじゃないのです。

何分も悩んで解いた問題もチェックをつけるんだね

 悩んで解いた問題は、正解できたとしてもチェックをつけましょう。

 悩まないと解けなかったということは、解き方が身についていないということ。

 テスト本番では時間制限があるので、悩まなくてもすぐに解き方が浮かんでくる状態を目指しましょう。

【2周目】チェックをつけた問題を解き直す

 1周目でできなかった問こそが、あなたの伸びしろ。

 チェックがついた問題を完璧にすれば、テスト範囲の問題を全て解けるようになったということです。

 チェックをつけた問題を解けるようにすることであなたの弱点を効率よく復習でき、点数UPに繋がるのです。

1つ出来たら3点UP
2つ出来たら6点UP……

 こんな風に考えると、まるでゲームの経験値を貯めてレベルアップしてるみたいで楽しくります!

 解けるようになった問題は、チェックに○を付けていこう。○が増えていく過程を見るのも楽しいですよ。

使い込んだワークを出せば内申点UPに繋がるかも!?

【3周目以降】チェックをつけた問題を自力で解けるようになるまで解き直す

 二週目でも解けない問題は、三週目、四週目と繰り返しチャレンジします。

 何度やっても間違えてしまう問題は、なぜ間違えるのかを分析しましょう。

同じ問題を何度も間違える原因

  • 用語や公式、文法を覚えてない
  • 解き方を理解していない
  • そもそも本気で復習していない

etc…

 闇雲に周回数を増やしても意味がありません。

 間違えてしまう原因を突き止めて、確実に学習内容をマスターしましょう。



 テスト勉強にはワークを何周も解くことが有効だとお話してきました。

 ここからは、逆にテスト勉強をする上でやってはいけないことを3つ解説します。

 以下で詳しく解説します。

①間違えた問題の解き直しをしない

 ワークの問題を何度も解くのは、記憶を定着させるため。

 学校で習う内容は決して少なくありません。

 膨大な知識を定着させるためには繰り返し学習することが必要不可欠なのです。

 ワークを何周もする時間が無かったとしても、必ず1回は解き直しを行いましょう。

②問題の解き方を丸暗記する

 同じ問題を何度も解いていると、意味を理解していなくても答えを覚えてしまうことがあります。

 でもその状態だと、テストに似たような問題が出たとしても数字が変わったら答えられなくなってしまいますよね。

『答えを覚える=テストで問題が解ける』ではないんだね。

 なぜその解き方になるのか?を理解しながら問題の解き直しをしましょう。

③睡眠時間を削って勉強する

 最後に、勉強法というよりは生活習慣でのNG事項をお話します。

 テスト前に張り切って、睡眠時間を削ってまで勉強する人がいますが、これは絶対にNGです。

 テストで高得点を取る以前に、生活リズムが崩れてしまっては本末転倒です。

 生活リズムが崩れると、風邪を引きやすくなったり、授業中に眠くなってしまいます。

 特にテストの前日に寝不足だと、テストの時にあなたの力を最大限引き出せなくなります。

 テストで高得点を取りたい人は、睡眠時間を削って勉強するのはやめましょう。

学校のワークの解き方

  • 【1周目】解けなかった問題にチェックをつける
  • 【2周目】チェックをつけた問題を解き直す
  • 【3周目以降】チェックをつけた問題を自力で解けるようになるまで解き直す

 ワークの問題は、解けるようになるまで何度も解き直しましょう。

 これだけワークをやったら、問題文を見た瞬間に解き方が勝手に頭の中で再生されるでしょう。

 さらに、問題を解くのが速くなれば、テストも速く解き終わって、見直しに時間を割けるようになります。

 最後の最後まで、1点でも多く取ることを考えましょう。


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