
ヤバイ! テスト3日前だ!
ここまでテスト勉強を放置していたことは決して褒められるものではないが、今からでもあがこうとする姿勢は嫌いじゃない。
高得点とまではいかなくとも、お母さんに怒られないぐらいの点数は取れるように頑張ろう!
ここでは、テスト3日前でもできるだけ高得点を取れる勉強法を解説します。
3日前:基礎を飛ばして標準を解く
本来であれば計算練習や基礎的な問から行うけど、今はそんな余裕をこいている場合ではない。
まずは計算問題といった基礎の次の単元から行おう。例えば、一次方程式の利用とか、合同証明、あとは置き換えが必要な展開とか。
これらの問が解ければ、まず一次方程式の計算法や合同条件、あとは展開の公式といった基礎知識は身についていることになるので、どんどん演習を進めていくことができる。
逆に、こういった問が出来ないのであれば基礎問題に戻って、基礎だけでも出来るようにしよう。
また、この時の問題は必ずノートに途中式なども書いて解こう。このノートに書いたことは、テスト当日に使うことになるのでしっかり書いておくこと。
2日前(テスト前日):3日前に解いた問の復習

応用は解かなくていいの?
じゃあ、逆に聞きましょう。
応用に手を出して、明日の君は一人で、何も見ずに解けるようになっているでしょうか?
さらに言うと、苦労して応用を解けるようにしたところで、その問が確実に出る保証はあるだろうか?
もちろん、授業中に「これ絶対出るよ!」と言われた問があるなら別。それもやろう。
でも、そうじゃないなら今から応用問題に手を出さない方が良い。
それよりも、今からでも習得できる基本や標準問題を確実に自分のものにしていこう。
あと、昨日解いたのに今日も出来なかった、という問はチェックを付けておこう。
テスト当日の朝:2日間で解いた問のノートを見返す
もちろん、あがくとなったら最後の最後までだ。
いつもより30分早起きして、チェックを付けた問だけざっと見よう。
昨日、一昨日と必死にやってきたんだ。かなり印象強く残っているはずなので、最悪でもこの瞬間で解き方を覚えることができるだろう。
この時はくれぐれも新しい問題に手をださないこと。ここまで来たら、公式の確認とか、計算問題の解き方を確認しておこう。
新しい問題に手を出したところで、解けない可能性が高い。そうなると焦ってしまってケアレスミスに繋がるからだ。
テスト3日前から焦るのは今回限りに
こうして、無事にテストという修羅場をくぐり抜けたところで、肝に銘じて欲しいことがある。
今後は、絶対に余裕を持ってテスト勉強を始めよう。
この方法では60点取れれば御の字だし、たまたま上手くいって80点ぐらい取れたとしても、決して「テストなんてちょろい」と思ってはいけない。
なぜなら、一度ギリギリで良い思いをしてしまうと、それが癖になるからだ。
次のテストもギリギリ、その次も……と、どんどん同じ事を繰り返すと、そのうち取り返しの付かないことになってしまうかもしれない。
そう、公立に通っている君は高校受験。中高一貫校に通っている君は大学受験だ。
ギリギリまで動かない癖が付いてしまうと、大人になってからも辛い思いをすることになるからね。
次のテストからは最低でも2週間前から対策を初めよう。
2週間前になったら『【中学数学】テストで90点取るにはワークを解きまくる!https://lets-study-no1.com/high-score-work/』を読んで、しっかりテスト対策をしよう!